深亜日記 何年振りかの海へ。

目の前に広がる水平線を眺めながら、
砂浜に腰を下ろしていると、
波の音だけが静かに耳へ届いてきました。

寄せては返し、
返してはまた寄せてくる波。

当たり前のように繰り返す
その音と景色のおかげで、
少しだけ、
心が軽くなった気がしました。

空を見上げると、
青の中に浮かぶ白い雲。

同じ形の雲は、
きっともう二度と見ることはできなくて。

波も、
風も、
雲も。

今、この瞬間だけの景色なんですよね。

だからこそ、
こうして眺めている時間が、
なんだか、とても、愛おしく感じられました。

普段は、
次にやることや、
これからの予定ばかりを考えてしまいがちですが、

この場所では、
「何もしない」

という時間が、
何よりも贅沢に思えます。

ただ波の音を聞いて、
潮風を感じて、
空を眺める。

それだけで十分なのだと、
海が教えてくれたような気がしました。

日差しを吸収しやすいお肌なので、
日焼けはやはり気になりつつも(苦笑)
それ以上に穏やかな時間に
心が救われる思いでした。

そんな夏のひとときでした。

まだまだ暑い日が続きそうです。

みなさまも、
どうぞご無理なさらず、
素敵な夏をお過ごしくださいませ。

高倉深亜

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