虹穂日記 【研修後記】

憧れのSMの世界へ足を踏み出す第一歩として、先日研修を受けさせていただきました。

どのような方が指導してくださるのだろうと、少しクールなバリキャリ系の女性を想像しつつ、緊張しながら5分前に事務所へ到着。すると、そこには面接でお会いした店長のお姿が。

思いがけない再会に、張り詰めていた緊張がふっと和らぎ、心も体も熱くなるのを感じました。

座学で「ファーストクラス」の理念や心構えを丁寧に学び、いよいよ実技の時間へ。

店長から「鞭と蝋燭、体験してみますか?」とのお誘いに、思わず「……ぜひ、両方とも体験させてください!」と、前のめりでお願いしてしまいました。

まずは鞭の体験。 バラ鞭、乗馬鞭、一本鞭と、三種類を体験させていただきました。 床に伏せ、身を委ねるだけで胸の高鳴りは止まらず、期待と興奮で自然と身体が熱を帯びていくのを感じます。

「これが3割の力です。……パシッ」 「では、こちらは6割で。……ビシャッ」

淡々と進められる店長の所作と、その冷静な響きに、隠しきれない高揚感を覚えます。 6割の痛みは想像以上の刺激でしたが、打たれた後に残る微かな余韻がなんとも言えず心地よく、思わず恍惚とした表情になりそうなのを、必死に理性で取り繕うのでした。

続いては、蝋燭の体験。 肌を保護するためのローションを腕に馴染ませ、いざ灯火へ。 程よい熱さと刺激を受けながら、頭の中では「これから出会う紳士様と、どんなお時間をご一緒できるのだろう」と妄想が膨らみます。

シチュエーションを想像し、言葉責めをされる自分を重ねるうちに、脳内が忙しくも幸せな時間で満たされていきました。

「なるほど、こういう刺激なのですね」と、涼しい顔を装いつつも、心の中は期待でいっぱい。 早く帰って今日の体験を反芻し、次の研修に向けた「予習」をしたい……そんな抑えきれない高揚感を胸に、事務所をあとにしました。

寿 虹穂

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